こべつのキジ


【映画】ダークナイト

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評価 : ★★★★★
2008年/アメリカ・イギリス/アクション
監督 : クリストファー・ノーラン
主演 : クリスチャン・ベール

感想

2018年の今観ても面白いとしか言えません

冒頭の、犯罪が行われるシーンは、『ヒート』をリスペクトした物だとすぐに解ります

私は、アメコミのヒーローの中でバットマンが一番好きなんですけど、理由は「スーパー能力を持たないおじさんだから」です

一応、人間の限界まで鍛えた肉体と、天才的な頭脳、社長でお金持ち、っていうのはありますけど、いわゆる超人的なヒーロー能力を持ってません

だからこそ、真に強く感じるし、希望を与えてくれるヒーローなんです

「私がヒーロー能力を持ってたとしてもバットマンにだけはなれない」と思わされる程の、ヒーロー随一の精神の強靭さも魅力です

物語後半の、勇気の湧き上がる BGM と共に、市民から敵に見られようとも市民を守ろうとするシーンは、鳥肌が立ちます

「彼は沈黙の守護者、我々を見守る監視者…暗黒の騎士《ダークナイト》」

敵役のジョーカーも、バットマンに見合った恐ろしい敵で、「地位も名声も金もいらない。ただ人が燃えゆく様を、特等席で眺めて笑いたいだけ」という、理屈も脅しも通じない、ギャングさえも震え上がる「純粋なる悪」

「お前達ギャングはすぐ金、金と言う。ゴッサムにはもっと上等な悪が必要だ…俺のようなな」

脇役のモーガン・フリーマンはもはやどこでも見ますね

リアルなヒーロー映画、超オススメです

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